時計技術を競い合う「時計技能競技全国大会」を知っていますか?
時計技能競技全国大会というマニアックな大会があります。
時計の分解修理技術を競い合う技術者たちのための大会です。
第32回大会ではセイコーに所属する女性が優勝したようです。
時計技能競技全国大会は現在、全日本時計宝飾眼鏡小売協同組合の主催で毎年開催されています。
時計職人を目指す人たちが通う時計学校、時計メーカーや時計修理店などから多く参加されています。
機械式時計やアナログクオーツ時計を扱う部門などがあるようです。
競技内容は分解・洗浄・組み立て・調整・故障などの診断や修理に要する時間と完成度です。
まさにオーバーホール技術を競い合う大会といえます。
▼時計技能競技全国大会
http://jow-japan.or.jp/activities/tournament.html
新型コロナウイルスの影響もあり次回大会がいつ開催されるかは定かではありませんが、こういう分野で日々切磋琢磨されている方々がいると思うと嬉しくなりますね。
若い方も多くいるようで頑張ってほしいと思います。
ちなみに他にも「時計修理技能国家検定」という国家資格や「技能五輪全国大会」という時計修理技術を競う大会があります。
時計技術はまだまだ機械に代替できないと思うのでぜひこの分野の技術を廃れさせないようにしていってほしいです。
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