ロレックスがコロナ禍の影響で値崩れ!?
タイトルの通りなんですが、ここ最近ロレックスの実勢価格が下がりつつあります。
ロレックスの値崩れ
理由はもちろん新型コロナウイルスによる影響です。
■ 主要11モデルの月間ロレックス相場(3月18日更新)
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【GMTマスターII/Ref.126710BLRO】
・実勢価格:207万円→190万円(↓) 先月より17万円ダウン【デイトナ/Ref.116500LN】
・実勢価格:268万円→257万円(↓) 先月より11万円ダウン【サブマリーナデイト/Ref.116610LN】
・実勢価格:136万円→129万円(↓) 先月より7万円ダウン【サブマリーナデイト グリーン/Ref.116610LV】
・実勢価格:185万円→168万円(↓) 先月より17万円ダウン
右肩上がりで伸びてきたロレックスの実勢価格が軒並みに下がっているのがわかります。
リユース企業のピンチ
時計店に限らずリサイクルショップや質屋といったリユース企業も苦境のようです。
新型コロナウイルスによる入国規制によって大打撃です。インバウンド(外国人旅行者)によって支えられている面が少なからずありますので未だに続く入国規制による被害は甚大のようです。
とくに中国人は中古ブランド品を多く買っていくメイン顧客だったようです。彼らがいなくなった今、日本人相手では高値で売れず店側も売り渋っているようです。
百貨店なども同じく苦境でコロナで売上8割減のところもあるようです。
時計売買動向のデータ
Chrono24という時計のオンライン販売サイトが5月初旬に出したレポートによると、
- 高級時計に対する需要が戻りつつある
- 特定の国に限らず世界的な傾向
- 以前よりディスカウントを求める傾向
- 投資目的で時計を購入される方が増えている
- 価格は全体的に安定(販売者が値下げをしていないため)
というデータが出たようです。
ロックダウンや外出規制に対するコロナ疲れで需要が反発している可能性が考えられます。
買い物に出かけられなくなった分、みんなオンラインで買い物をしてストレスを発散したいんですね。
実際のレポートはこちらから読めます。(英語です)
スイスの時計産業はリストラ
スイスの時計産業はほぼすべての製造ラインが停止しており、業界の全労働者5万人のうち4万人が時短での操業となっているようです。
供給が減っているので当然輸出額も減少ぎみ。今年は25%減だそうです。ニュース記事はこちらから。
問題なのはロレックス・オメガといった大企業ではなくその下請け会社でしょう。
もしくはシェアがそれほど大きくない時計ブランドも危ないかもしれません。
まだ時計業界ではそれほど倒産のニュースは聞きませんがこれから増えてくるかもしれません。
国内メーカーも苦境
Gショックが好調だったカシオ計算機もコロナ禍により純利益が21%減のようです。
工場の操業が縮小されたことに加えて、外出の機会が減ったことでファッションアイテムを購入する需要が減ったことが影響しているのでしょう。
まとめ
未曾有の時代ですからどこも苦しいのは仕方ありません。
時計は嗜好品の側面も強いので不要不急になってしまうのでしょう
早く収まればいいのですが・・・。
これを読まれている皆様の健康をお祈りしています。
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