時計のスーパーコピー品はなぜ堂々と売られている?

   2020/04/10

時計業界では昔からブランド時計のコピー品(偽物)が多く出回っており、コピー品の存在はメーカーとしてもファンとしても残念なものでした。

ロレックスやオメガのような時計の人気モデルは100万以上するものもあり簡単には購入できません。そんな人気モデルにそっくりの時計が数万円で手に入るのですから欲しくなるのは分からなくもありません。

しかし、やはり機械式時計というのは職人さんが一個一個手作りで作っている芸術品でもあるので、安易に偽物に手を出してほしくありません。

今回話題にあげたいのはコピー品を売っている人たちの方です。

常々疑問に思っていることがあります。

なぜロレックスやオメガの偽物時計はこうも堂々と販売されているのか?

時計業界ではスーパーコピーという偽物の中でもより精巧に作られた偽物が販売されており問題となっています。

そんな時計がここ日本でも堂々と売られています。

Googleなどで「ロレックス スーパーコピー」と検索してみてください。

ネット通販のサイトがずらーっと出てきてスーパーコピー時計を堂々と販売しています。

Googleの検索で普通に出てくるのが驚きです。

しかもサイト内に「スーパーコピー」と堂々と書いてあるのでさらにびっくり。

どうもこれらのサイトは中国国内で運営されているようです。

漫画やアニメの違法サイトなどと同じようにサーバーが日本国内にないため取り締まれないということのようです。

あるスーパーコピー販売サイトの運営者情報を見てみると所在地が「China Beijing」とありますし、文章の日本語が変なところもあります。

しかし当然ながらこれらのサイトは違法であり、もっといえばこの通販サイトでスーパーコピー品を購入するのも違法です。

一般社団法人 日本時計協会のサイトにわかりやすい解説があったため引用させて頂きます。

ニセモノ時計は、ホンモノ時計が持つ商標権や意匠権などの知的財産権を無断で使用しています。権利として認められたこれらの知的財産権を無断で使用することは、他人の物を盗むことと同じように「犯罪行為」にあたります。ですから、ニセモノ時計は違法商品なのです。

ニセモノ時計を買う行為は「知的財産権」の侵害にあたるようです。

またこのような記述もありました。

ニセモノ時計は一般社団法人日本時計協会に加盟する時計メーカーに持ち込まれても、修理を受けることはできかねます。

また、ニセモノ時計を海外で買ってきても、関税法第69条の11の規定により日本には持ち込めません。ニセモノ商品 は麻薬や拳銃などと同じように輸入してはならない貨物に該当しますので、税関で発見されると没収されることになります。また、ニセモノ時計 と知っていながら輸入しようとすると、罰せられることがあります。(関税法第109条 第2項には、(知的財産侵害物品を輸入したものは)「10年以下の懲役若しくは1,000万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。」と規定されています。)

安く買ったつもりが、税関で没収されてしまっては、まる損であるばかりか、罰則までうけてしまったら割があいませんね。

スーパーコピー品を販売する通販サイトは拠点を中国に置くところが多く、商品は中国などの海外から発送されるケースが多々あります。

しかしブランド品の場合は税関で厳しくチェックされるのでニセモノとわかると没収されてしまいます。それだけで済めばいいですが、輸入しようとした人(スーパーコピー品を買った人)が罰せられてしまうのです。

海外旅行にいって現地で安く売られているニセモノ時計を買ってきても空港で止められるのと同じです。

Youtubeで「ロレックス スーパーコピー」と検索してみましょう。

中国に限らず、タイ・ベトナムなどで多く売られているのが分かります。

また本物とスーパーコピーを比較しているおもしろい動画があったので紹介しておきます。

最後にスーパーコピー品を販売しているサイトを見つけたときは以下の関係各所に連絡しましょう。

■国民生活センター越境消費者センター
https://www.ccj.kokusen.go.jp/

■政府模倣品・海賊版対策総合窓口(経済産業省)
https://www.meti.go.jp/policy/ipr/

もし誤って購入してしまったり、本物を買ったのにニセモノが送られてきたりした場合は最寄りの消費生活センターへ相談を。

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