機械式時計のよくある故障とその原因について

   2020/03/03

機械式時計を日々つかっていて不調を感じるときがあります。

「なんか時間が遅れている気がする・・・」
「リューズが固い気がする・・・」

などなど。

長くつかっていると本当に色々な不調があります。

前々から故障箇所とその原因、そして対処方法がまとまっているものがあればなと思っていました。

なので自分なりにまとめて作ってみました!

ぜひ皆さんにも役立ててもらえれば嬉しいです。

※ここに記載した情報は私が独自に調査したものです。正確性については保証しません。正確なことは修理店に時計を見てもらってください。

時計の故障箇所とその原因

■時計が動かない

時計のを巻いても動かない、針が動かないなど。

<原因>

・長期保管による油切れ
・ゴミの詰まり
・ゼンマイ切れ
・歯車の消耗
・磁気帯び

<対策>
オーバーホール

■リューズが固い・緩い

リューズが固くて回らない、もしくは緩すぎる。

<原因>

・内部部品の消耗やバネの劣化
・油切れ
・部品のサビ

<対策>
オーバーホール

■ガラス・風防に曇りや水滴

ガラス内部が曇ったり結露したりする。

<原因>

・内部浸水
・パッキンなど内部部品の劣化による防水性の低下

<対策>
オーバーホール(防水試験)

■異音

時計内部から変な音がする

<原因>

・ネジやローターの破損
・緩みの可能性

<対策>
オーバーホール

■カレンダーが変わらない

<原因>

・油切れ
・内部部品の摩耗・破損

<対策>
オーバーホール

■ベルトが閉まらない・ピン抜け

<原因>

・サビなどによる劣化
・落下の衝撃による破損

<対策>
クラスプ交換

故障原因の9割はオーバーホールで防げます!

故障箇所に対する対策のほとんどが『オーバーホール』でした。つまり定期的なオーバーホールはほとんどの故障を未然に防ぐことができるということ。

そもそもオーバーホールは以下のような検査が行われます。

○時計をバラバラに分解
○ムーブメントの洗浄
○部品交換
○ムーブメントへの注油
○時間調整
○外装の研磨
○再組み立て
○防水検査

職人さんの手によってこれだけ細かい検査をしてもらいます。

ですのでこの過程であらゆる不調・故障の原因は特定できて、同時に修理へと移ることができます。

おそらく

オーバーホール → 修理箇所発見

となるため費用は修理金額を上乗せされたものとなるでしょう。

時計を購入してから一度もオーバーホールなんかしたことがない、という人もいると思います。もし故障などなく使えていればいいのですが、目に見える不調がなくても確実に油切れやパーツの磨耗は進んでいます。

故障する前であればオーバーホール代金だけで済みますのでぜひとも一度検査に出してみることをおすすめしますよ。

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