20社以上の時計修理業者に見積もりを出して気づいた3つのこと

   2017/05/28

私はこのブログを立ち上げてから、今までで20社以上の時計修理業者に見積もりを依頼してきました。

大手のメーカー修理もあればネットでしか受付をしていない業者もありました。個人的には大体いいと言われている業者にはあらかた依頼したんじゃないかなと思ってます。

その過程の中で、時計修理というものに理解を深めながら色んなことに気づきました。良いことももちろんありますが、大半が時計業界・修理業者へのグチです(笑)

ネガティブ記事を読みたくないという方はそっと閉じてもらったほうがいいかもしれません(^_^;)
ただ、あなたがもし初めて時計修理の見積もりを取ろうと考えてるなら、業者選定の参考になると思います。

それでは行きます!

見積もりを出して気づいた3つのこと

1)時計修理は見積もり~完了までけっこう時間がかかる

時間がすぎて不安を感じる男性

たとえばあなたがいま20歳で、来年1月に成人式を控えているとします。当日まであと2週間くらいですね。(2014年12月28日執筆中)

おそらくどの業者に出しても間に合いません。

業者の詳しい内部事情は分かりませんが、早いところで3週間、平均で1ヶ月(4週間)はかかるものです。これは私が身を持って体感しています。

私自身はじめの頃は1~2週間で終わるだろと思ってました。なので「修理完了は1か月後です」と連絡を受けたとときはびっくりしたものです。

これから修理に出すあなたも急に言われて驚かないように、そのくらいの日数は覚悟しておきましょう。

2)時計修理は旧態依然とした職人の業界

monshinhyou
私がこれを実感したのは2つの出来事からです。

1つは、郵送キットに同封されている問診票です。郵送修理の場合、基本はネットから氏名・住所・電話番号・時計の状態などを書いて申し込みをします。

数日後、郵送キットが送られてくるわけですが、その中に問診表が入っていて、そこでまた氏名・住所・電話番号・時計の状態などを記入させられるんです。それも手書きでorz

この二度手間に一体何の意味があるのでしょうか?私は複数見積もりをする中で、これを書くのが一番面倒くさかったです。書く必要がなかった業者はたしか、千年堂日本修理センター匠工房の3つくらいでした。

2つめは、メールのレスポンスが圧倒的に遅いということです。時計を郵送して到着確認メールが届いてから、一向に連絡が来ないという業者がいくつかありました。

これって他の業界じゃあり得ないことですよね??

こっちとしては常に修理の状況は把握しておきたいし、10万20万もする大事な時計が2週間3週間音沙汰なしで放置されたらたまったもんじゃありません。

以上2つの出来事は私が体験した事実です。私の心が狭いと言えばそれまででしょう。ですが何社も見積もりを出していて、明らかに職人気質の人たちがやってるんだろうなぁ~という臭いを感じます。聞く話によると時計修理職人は50代60代が多いそうですし。

全部がそうとは言いませんが私が依頼した業者の8割くらいはそんなイメージというお話です。

3)細部にこそ、その業者の良し悪しが現れる

分解された腕時計のパーツ

いい業者とわるい業者の差って意外に細かい部分だったりします。たとえば、梱包の説明書きが分かりやすいか、分かりにくいかという点一つでもそうです。

いくつも見積もりを取っていると、写真もなく文字だけぎっしり書いてある説明書きが送られてくることがあります。

なんじゃこりゃ?ですよ(-_-;)
読んでも分かりませんし、かといって自己流で梱包するのは時計が壊れるリスクもあります。

一方で写真入りで手順もわかりやすく書かれた説明書きを送ってくれる業者もあります。たったこれだけのことでも評価は大きく分かれますよね。

また、2でも触れましたがメールのレスポンスもそうです。ホウレンソウが徹底されていると安心感が違います。時計の場合は高価な品なので、報告が足りなくて不安になるより、報告しすぎてウザがられるほうが良いに決まっています。

経験則からいって説明書きが親切・丁寧な業者は、メールのレスポンスなども早い傾向があります。

まだ一社も見積もりを取ったことがない方はいまいちピンと来ないかもしれませんが、実際に取ってみるとわかります。こういった細部への気配りがないとものすっごくイラッとしますから(笑)

時計修理業者のほんとうの良し悪しは、HP上からじゃ分からない

私はなにも時計業界へのグチを吐き出したいのではありません。ただ職人さんの世界で回っている業界なので、いろいろと戸惑うこともあることを知ってほしいんです。

かんたんにまとめるとこうです。

修理期間は3~4週間かかる → 急な修理はムリなので、できるだけ故障を未然に防ぐべく定期的なオーバーホールをしよう

古い業界なのでサービス精神がないこともある → 丁寧なサービスをしてくれる修理業者を吟味しよう

細部まで行き届いたサービスこそ大事 → 大事な時計を預けるに足る誠実な業者はそこで判断しよう

こういった話は会社のホームページには載っていません。また、私が知る限りブログなどに書いている人もいません。

私も昔はどの業者がおすすめなのか分からず困っていました。だからこそこのブログを立ち上げたのです。本音で書くことを信条としているためときには辛口にもなります。もしかしたら将来、時計業界から叩かれるかもしれません(笑)

でも事実は事実として私の感じたままに綴っていきたいと思っています。

これからも「ほんとのところ◯◯の業者ってどうなのよ?」というリアルな部分をリサーチしていきたいと思います!

▼修理業者のリアルな感想が知りたい人はこちら

※2016.01.12.追記
その後、見積り依頼は20社を超えました!我ながらよく続いたものだと思います(笑)

※2016.06.06.追記
私の実体験の中でおすすめできると思った修理店をまとめてみました。

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