とりあえず最低限知っておくべき、腕時計の部位とその名称

   2016/01/12

腕時計をオーバーホールをしようと思って店に預けたとき、思わぬ箇所がじつは故障していたということは結構あります。

「オーバーホールだけじゃなく、◯◯も部品が劣化しているので交換したほうがいいですよ。」

こういう風に店の人から言われたときに、もし時計に詳しくなければ「◯◯ってどこ!?」となってしまってスムーズに話が進みません。また、郵送で時計を預けたなら手元に時計がないので見せてもらいながらの説明を受けられません。電話で言われてもよく分かりませんしね。

ですから、時計を預ける前に部位と名称は知っておくべきだと私は考えます。

とはいえ私達は別に時計のプロを目指している訳ではありません。私自身も素人に毛が生えた程度です。なので知っておくのはあくまで最低限でOKです。

ここではこれくらいは理解しておいたほうがいいよ!という箇所を解説していきます。

時計を預ける前に知っておくべき部位と名称

※私自身が何社も見積もりを出している中で、よく出てくる部位や頻繁に故障しやすい部位から順に紹介します。

●リューズ・リュウズ(竜頭)

ryuzu
時計の横にくっついてるボタンのことです。針を回したり、カレンダーを動かしたりできます。
修理店によって「リューズ」と書く場合と「竜頭」と漢字で書く場合があります。なので両方知っておいたほうがいいでしょう。

ちなみに竜頭の語源には諸説あるみたいです。気になる方はどうぞ。

時計の“竜頭”の語源を教えてください。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1028605925

●パッキン

packkin
画像:http://zairyoya.kuron.jp/

水の侵入を防ぐパーツです。

[時計の構造]
kouzou
画像:http://www.jwsato.com/

パッキンは防水性を高める重要なパーツです。一般的に、裏ブタ、リューズ、ガラスなどに使われています。
時計修理でとくに頻出するのは「リューズパッキン」というワードです。リューズは水が侵入しやすい部分なので特に劣化が激しいようです。

●ガラス(風防・ふうぼう)

glass
時計のガラス部分全体を指します。風を防ぐという名の通り、あらゆる衝撃・水圧・摩擦・光の反射から時計内部を守ります。

●裏蓋

urabuta
その名の通り裏のフタです。

●ケース

case
時計の外郭全体をケースと呼びます。

●バンド

band
腕に巻く部分を「バンド」と言います。金属なら「ブレス」、革なら「ベルト」と呼びます。

●バックル(クラスプ)

buckel
時計を腕に固定するための留め金です。壊れやすい部分のひとつです。

私達のような素人には「バックル」が一般的ですが、専門家の方たちは「クラスプ」と呼んでいるようです。

●文字盤

時刻などが書かれている部分です。

●バネ棒

banebou
banebou2
画像:http://www.watchband.jp/

時計本体とブレスをつないでいる部分です。その名の通り、両端がバネになっていてつっぱり棒のような役目を果たします。

●チューブ

tube
画像:http://www.studiobreitling.com/

ケース側についているリューズをつなぐ部分です。ケースと一体になっているものもあり、その場合は溶接による交換が必要となり高額な料金がかかるようです。

●巻真(まきしん)

makishin
画像:http://www.daiki-watch.com/

リューズと時計本体を接続する軸のことを巻真と呼びます。ネジ式になっていることが多いです。

●ゼンマイ

zenmai
画像:http://www.daiki-watch.com/

機械式時計の動力源になっているバネのことです。

●ベゼル

bezel
ガラス周囲についているパーツです。(ピンク色の部分)2カ国の時刻表示や防水の役割があります。また、時計によっていくつか種類があるようです。

時計の部位と名称についてのまとめ

以上が最低限知っておくべき時計の箇所です。知っておくべきと言ってますが、これは覚えておくという意味ではありません。あ、聞いたことあるとか、多分あそこのことだな、とかそういう程度でいいんです。

修理箇所の見積もりが出てもし分からなければこの記事を見ながらでもいいと思います。いざという時に困らないためにも一度目を通しておいて、最低限どこがどんな名称か理解しておきましょう。

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