機械式時計を3ヶ月以上も放置するのはNG!ずっと保管してると故障の元に。
時計好きな方なら誰もが腕時計を2つも3つも持っていると思います。今日はカジュアルな服だからこの時計、仕事で大事なプレゼンがあるから勝負時計、などなど。
ローテーションでうまく使っていければいいんですが、やはりどうしてもメインで使うがちの時計とそうでない時計がでてくるでしょう。
そんなときは注意。機械式時計を3ヶ月以上も保管しっぱなしだと故障の元になるんです!
あなたの時計、3ヶ月以上も放置していませんか?
機械式時計の内部にはヒジョーに精密な部品が使われており、それらをスムーズに動かすために潤滑油として機械油が塗られています。
この機械油、普段使ってる時計ならいいんですが、3ヶ月も放置してる時計だと凝固して劣化してきます。
劣化すると時刻が遅れてきたり止まったりしてきます。また油の劣化に伴って、部品の摩耗や減少も同時多発的に起こってきます。つまり時計の故障の原因になるわけです。
時刻がズレる大体の原因はコレと言われています。
3ヶ月に1回は機械式時計のゼンマイをフルに巻き上げよう
機械油の劣化による故障を防ぐために、3ヶ月に1度はゼンマイをフルに巻いて動かすことを徹底しましょう。
ゼンマイを巻いておけば、時刻や日付表示にかかわる部品を稼働させられるので機械油もいい感じに循環してくれます。
もちろん理想は毎日ゼンマイをフルに巻くことです。毎日ちゃんとやれば機械式時計をいい状態に保つことができます。
ただサブの時計まで毎日やるのは手間ですしあまり現実的ではないでしょう。なのでどんなに放置していても最低限3ヶ月に1回はゼンマイをフルに巻くようにしておくのをオススメします。
最後になりますが、ゼンマイの巻き方はゆっくり丁寧にが基本です。
リューズをあまり速く回してしまうと思わぬ負荷がかかり摩耗してしまいます。2秒に1回くらいのペースでゆっくり巻いていくのがいいと思います。
なお故障を完璧に防ぐことは不可能なので、時計を大切に扱いつつも定期的なオーバーホールを心がけること。これが一番の方法です。
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